はじめに
これまでのC4エラー対策の全記録は日立の洗濯機ビートウォッシュのC4エラー対策のまとめにまとめています。初めての方は、C4エラー対策の一連の流れが分かりますのでぜひまとめから先にご一読ください。
さて洗濯機です。
先日、再び我が家のビートウォッシュにC4エラーが頻発し、対策指令が出たので、とりあえず「パイプユニッシュ全量ぶっこみ作戦」を敢行しました。
しかし、作戦翌日の朝一番からまさかのC4エラー。脱力するわ、こりゃ。
このままではただの役立たずの汚名をきることに。
というわけで再びC4エラーとの戦いに赴くことにしたのでした。
日立の洗濯機はC4エラーとC2エラーがある?
まずは先人の知恵を借りるべく学習です。
C4エラーは、脱水時に起こるエラーですが、これは一定時間に排水が間に合わずに脱水が始まると洗濯物が重すぎて起こるエラーっぽい。
一方のC2エラーは排水ができなくなった際に出るエラー。C2エラーは完全に排水が出来ない時に出るみたいで、これは排水弁周辺に要因がありそうなことを学習。なるほど。
日立の洗濯機のC4エラーの原因は何?
水平が取れていないが故の脱水時のエラーとか、経年劣化で軸が曲がってきてとか、という線がないわけではないですが、症状や先人の情報を見るに、やはり「どこがが詰まっていて排水がスムーズにいっていない」可能性が一番高そうです。
ではどこが?
排水溝か、排水ホース(排水パイプか)それとも洗濯槽の下部からホースに至る部分(排水弁)か。
排水口は半年前にも掃除しましたし、あまり考えにくいですが、もちろん確認はするべきですね。
次に怪しいのが洗濯槽を出てから排水溝までをつないでいる排水ホースです。
これはこないだつないだまま、洗濯機を動かさなくてできる範囲で「毛づまりごっそりパイプ職人スリム」で掃除をしました(過去記事)。
しかし、その時の掃除で十分だったかは分かりませんし。大がかりにはなりますが、一度洗濯機を引きずり出し、下部を確認し、排水ホースの汚れや状況はチェックしてみるべきでしょうね。
そして洗濯機の中の排水弁周辺。
これは未だ確認していません。なんかC2エラーの記事をみるとヘアピンが詰まっていたとか、コインが詰まってたとか、いろんな異物が排水弁周辺にはあったりするらしい。
これは異物を洗っちゃいがちな我が家は非常に疑わしいです。しかし、日立の洗濯機の排水弁ってどこにあるんだろ。
敵はパイプユニッシュ攻撃を受けても平気な奴らですし、溶けない異物の可能性も結構ありそうです。
多分、洗濯機を引っ張り出して、背面カバーを開ければご対面できそうではあります。
これはもう少し予習してから戦いを挑むことにします。
「日立の洗濯機の排水弁まで掃除するぞ作戦」
なんでも日立ビートウォッシュはこの手のC4エラーやC2エラーが多いらしい。先輩方の情報を参考に作戦立案です。
- 洗濯機を引きずり出して周辺を掃除。
- 排水溝の確認。これまでと異なり、今洗濯機が置いてあるスペースから中が覗けるので、可能な範囲で徹底掃除。「毛づまりごっそりパイプ職人スリム」などもフル活用する。
- 洗濯機も下部を確認し、排水パイプや排水ホースがどうなってるのかを確認。外せるのなら外して中を掃除。
- 背面カバーを開けて、排水弁周辺を確認。これはどうなってるか開けてみないと分からないので半分でたとこ勝負。壊さないように注意。なるべく掃除。
- もとに戻して動作確認。特に水漏れ注意。
という感じですかね。これは展開次第では大仕事になりそうだぞ。。
洗濯機の排水溝の掃除
では実践記録です。スマホを濡らして壊すのが恐いぜ。戦いは2017年9月16日。
電源とアース線を外し、水栓を止めて、ホースを外します。排水ホースを排水溝から外し、本体をずりずりと引っ張り出しました。
・・・きったね~~~!!
まずは普通に掃除掃除。それからまずは排水溝です。
やはりこれまでの掃除の成果か、パーツはほとんど汚れていません。とりあえず外して掃除。
そしてこれまで狭くて中は覗けなかった排水溝の奥。
側面にやや汚れが付着はしているものの、詰まってるような状態ではありません。可能な範囲でキレイにして排水溝は終了です。
洗濯機の排水ホースの掃除
続いては排水ホース。覗いてみた感じでは上部に少し汚れがありますが、ほぼキレイ。これはパイプユニッシュ効果かと思われます。
うーん、そうすると犯人は排水弁周辺か? はたまた洗濯機内部のホースあたりか?
日立の洗濯機の排水弁チェック
とりあえず背面カバーを開けてみることにしました。我が家のビートウォッシュの場合、左右にネジが4つずつ。結構、サビがでてます。
ネジを外し、上部の差し込み部分(サビてるところ)を抜くような感じで曲げていくと外せました。初のご対面。
うーん、中は壮絶に汚いですが、問題の排水弁などの内部はさほど汚れているようには見えません。
多分これが排水弁。
下の画像の留めている部分から排水ホースを外してチェックすることも考えましたが、ここを外すのは結構根性がいります。もし戻せなかったら水漏れ必至ですしね。
考えた末、今回はホースを外すのは止めて、60℃ぐらいのお湯を一気に流してみるだけにしました。
排水ホースに台所のゴミ取りネットを装着。
お湯をためた後、脱水のみにして一気に排水したところ、つまりもなくキレイに流れています。先日のパイプユニッシュ効果が出てる気がします。
排水ホース部分のゴミも少しだけでした。うーん、じゃなぜC4エラーがなくならないのか?
取扱説明書を熟読
カミさんの話だとドライの際にC4エラーが多いとのこと。なのでドライの時に使う「お洗濯キャップ」の説明書を読んでみました。
すると、こんな記述が。
これが原因なんじゃないのか・・・
ドライモード時に使う洗濯物キャップは「目安凸マーク」までしっかりはめるらしい。このことをカミさんに伝えたら全然意識していなかったと・・・
またブラウスなどの薄手のものを洗う際は、タオルなどで高さを調整しろとな。。
まずはこの辺をしっかりやってもらってエラーが減るかどうかの検証ですね。
もう一点は通常の洗濯の時の注意事項。
簡単にいえば「大物は先に均一に入れろ」ってことですね。
しばらくはこの2点を意識してもらってエラーの発生がなくなるか様子を見たいと思います。
あと微妙に気になったのが排水ホースと排水溝の高さ。もう少し高さを上げてやった方が排水に勢いがつきそうな気がします。
今回の対策でダメなら少し高さを出すのもありかもしれません。ふんばるマン、なかなか良さそうです。
【2017年9月23日追記】
掃除して洗濯時の注意事項をカミさんに伝えてから約1週間。
全くC4エラーは発生せず
とのこと。すごいぞ、俺。ついに完全勝利かもしれません。
あとは定期的なお掃除ですね。まだまだ壊れてもらっちゃ困りますし。
【2017年11月追記】
幸せな期間は約1か月半で終了。再び強力なC4エラー軍の攻撃を受け始めましたのでまたネタにしました。なかなか終われないぜ。ネタには困らないけどね。