我が家ではセームタオルを風呂上がりに、体や髪の水分を取り除くために使っています。
セームタオルは大半の水気を取ることが可能です。なので、バスマットやバスタオルがあんまり濡れずに済むって訳です。
バスマットやバスタオルがあんまり濡れなければ、洗濯回数も減らすことができてエコです。ってまあバスタオルの洗濯頻度は人それぞれですけどね。
で、長年愛用してきたセームタオルなのですが、さすがにもういいだろってぐらい使い込み、寿命を迎えた思われたので、交換を考えていました。
そんな時、ふと寄った百均のダイソーで「PVA吸水クロス」なるものを発見。
これはセームタオルの代わりになるのでは、と思い、消費税10%、税込み110円で買ってみたのでした。
結果的にこれが大当たりだったので紹介いたします。
2021年11月21日追記
初代PVAタオルが寿命を迎えたので追記しました。
セームタオルとは
セーム布は、洗車時の水分除去に使われており、これは昔から知っていました。かわくとパリパリになるやつです。
天然のセーム革もあるみたいですが、一般的には全て合成セーム(人工セーム)ですね。
これを特に水泳後の水分除去用として主にスポーツメーカーが販売しているが一般的には「セームタオル」と呼ばれています。
我が家にあるのは・・・もう忘れちゃいました。特にブランドではないと思いますが。
ミズノのセームタオルはこんな感じです。
で、我が家の使い込んだセームタオルがこんな感じ。寿命が尽きたと言ってもいいでしょう。
タオルが「もう勘弁してください」と言っているレベルです。今までありがとう。
PVAタオルとは
こちらがダイソーで買ってきたPVA吸水クロス。面倒なのでこれをPVAタオルと呼びます。
PVAは「ポリビニルアルコール」ですね。親水性が非常に高い合成樹脂です。詳しくは調べてくださいな。
ダイソーのこのPVAタオルは、水をこぼしちゃった時のクロスとしてや、台所や洗面台、お風呂の掃除、それに洗車用として想定されているようです。
WEBででPVAタオルを調べてみても、ほとんどが掃除や水をこぼしてしまった時の雑巾的に使われています。
私が考えている「ヒトの身体の水分除去」にホントに使えるのでしょうか。
まあ失敗しても110円ですし、ダメなら掃除や窓の結露取りにでも使えばいいですしね。
風呂上りにPVAタオルを使ってみた
では実践です。
ダイソーのPVAタオル、本名「PVA吸水クロス」を開封したところ、何やら嫌な臭いが・・・
これはダメかと思いましたが、数回お湯につけて絞る、つける、絞る、を繰り返してみたところ、臭いは気にならなくなりました。焦ったぜ。
で、ぎゅっと絞ってから、髪や身体の水分を拭いてみたところ、
いいやんけ!
とエセ関西弁が出るくらいい感じでした。
これまでのセームタオルと面積はほぼ同じですが、給水量は多い気がします。
拭くときの「滑り」はそこそこ。滑りが悪いと思われた方は押し付けるようにして水を吸わせるのがいいと思います。
また、セームタオルは乾燥するとパリパリになって、再度使う時は一度水に塗らせて絞る必要がありましたが、PVAタオルはパリパリになりません。
なので、そのまますぐに使えるのも気に入りました。
※完全に乾燥させてないので、完璧に乾燥させたらどーなるかはまだ分かってないです。
最初気になった臭いもなくなり、まったく問題無しです。
というわけで点数をつけるとすれば95点。あとは耐久性と、カビたりしないかが懸念点ですね。変化がでてきたら追記します。
久々に100均で大当たりな買い物をした気分。こういうのは嬉しいですよね。
では今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。
2021年11月21日追記
元記事を書いたのが2019年10月。それからずっと風呂で使用してきました。
それから約2年。ここ最近破れちゃったのと、絞っても水が切れず、水を吸いづらくなってきました。
末期症状はこんな感じ。
さすがに限界を感じ、2代目にチェンジしました。完全に快適に戻りました。
110円ですし1年に1回交換ぐらいがいいと思います。我が家は年末に交換、とします。