はい、初めて海外プリペイドSIMを使おうとするおっさんの記録の第三弾です。
第一弾
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【2018年】ハワイでH20 KDDIとLycamobileのSIMを使ってみた【その1】。選んだ理由と事前準備編。
第二弾
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【2018年】ハワイでLycamobileのSIMを使ってみた。事前設定とハワイでの設定。そして通信速度。
そして今回はこのネタ最後のH2O By KDDI mobileのSIMの設定や現地での状況に関するご紹介になります。KDDI Mobile x H2O Wirelessていうのが正式名ですね。
思いのほか、苦労しました。自分でやれれば簡単だったかもしれませんが、何せ知識のないカミさんに教えつつ作業してもらったので・・・
H2O By KDDI mobileのSIMが届いた
Lycamobileはコミコミパックだったのですが、H2Oの方はコミコミパックがすぐ入手できないことが判明したので、まずは175円でSIMのみを購入しました。購入先もあえて別にすべく「海外携帯市場」さんです。
日本語のしっかりとしたご利用ガイドがついてきました。
これもLycamobileと同じように三段階の大きさのSIMに対応します。iPhone8の場合、一番小さいやつを切り取ります。
このSIMはまだ何も設定されていないので、まずは日本国内でできることを進めていきます。
その上で、現地ハワイにカミさんが到着したら、APN設定を頑張れ、という流れです。
H2O By KDDI mobileのSIMの日本での事前設定
マイアカウント登録
ご利用ガイドに沿って、まずはアカウント作成です。
すると以下の画面になります。
ここで事前に準備が必要なのはE-mailアドレスと任意のパスワード。EメールはPCでもカミさんのスマホでも受信可能なG-mailにしました。
名と姓は、とりあえず英語の大文字で記載しました。漢字でも大丈夫かもしれませんが分かりません。
連絡先については、決まってない場合は、999-999-9999を入れなさい、とあるのでその通りにしました。
あとは画面に表示されているセキュアコードを入れ、「Terms & Conditions」を確認したうえで「登録」をクリックすれば完了です。
電話番号発行手続き
まず登録したメールアドレスとパスワードでマイアカウントにログインします。
その後、上部の「目的を探す」から「電話番号発行登録/BOLT 4G開通手続き」をクリック。そうすると以下の画面になります。
ここで、目的に応じたプランを選びます。我が家の場合、「音声通話あり&30日間のみで終了の単発チャージ」を選びました。単発チャージの場合、継続されないので解約の連絡は不要とのこと。Amazonのレビューとか見てると、英語で解約をしなければならないかも、と思ってビビッていたのでこれは安心でした。
そして本命の電話番号発行手続き画面です。
注意として、日本時間の14時~18時はメンテナンスでエラーになる場合があるのでなるべく避けてくださいとのこと。
名と姓は自動で入っていました。
料金プランは30$コースを選択。本来2Gですが、キャンペーンで4Gのはずです。
ActFast Codeは、カードに記載のある3桁、3桁、4桁の数字を入力しました。そしたら勝手にSIM番号も入力されました。SIM番号はカードのバーコードの下にある長い数字です。SIM番号のところに「(ActFast Codeがない場合のみ入力ください。)」とあるので、両方入力していたらダメなのかと思ったら、大丈夫でした。
IMEI(電話機製造番号)は、ガイドにも「入力する必要無し」とあるので空白で。
米国エリア局番(エリアコード)は、使う場所のコードを入れなさいとのこと。ガイドにハワイは808とあったのでそのまま入れました。
808を入力すると、その下の「市」が選択できるようになるので、ホノルルを選びました。
※入力はPCのグーグルクロームで行ったのですが、自動入力がONになっていると、変な選択をしてしまいがちです。ご注意を。
それで最後に「登録」をクリックして、無事、電話番号発行です。808で始まる電話番号はメモしておきましょう。
料金プランご購入
電話番号発行手続き後、24時間以内に料金プランを購入する必要があります。
スクショを撮るのを忘れてしまったのですが、クレジットカードの情報を入力するだけで特に難しいことはありませんでした。
注意点は、ご利用ガイドにもありますが、日本で発行されたクレジットカードの場合、郵便番号は最初の5桁を入力することぐらいです。
これで料金プラン購入終了。ここから30日間の使用期間が開始です。
H2O By KDDI mobileのSIMのハワイでのAPN設定
さてここからが本番。俺は日本にいて、カミさんが一人で現地でAPN設定です。
ご利用ガイドによると、iPhoneの場合、
- アメリカ国内でSIMを挿入
- WIFIに接続
- 送付されてきたSMSのメッセージ内のリンクをタップ
- インストールをタップ → 完了をタップ
というもの。
とりあえず、この手順を教えて臨みました。
結果、
カミさんから「SMSはきたけど、リンクをタップしてもダメ」、と泣きのLINEがハワイからやってきました。東京は早朝ですがな。。
画像を送ってもらうと、「This link has expired」と。リンクの有効期限が切れてるってことらしい。うーむ。
次の手として、H20のホームページにある
のURLを教え、「手動」の方を試してみてもらいました。
結果、うまくダウンロードできるかと思いきや、
再び「This link has expired」と。くそ~。
では次。最終手段である「boltconfig.com」に直接アクセスしダウンロードしなさいとLINEで送りました。
そしたら以下の画面がでてきて出来ないと。。なんでだ~
ここでふと思ったのが「ブラウザからじゃないからダメなんじゃね?」ということ。
そこで、「boltconfig.com」の文字をコピーして、サファリに入力して開いたら、ようやくうまくいきましたよ。
iPhoneで、H20のAPN設定がうまくいかない場合、
「boltconfig.com」をサファリで開く
を強くオススメします。
事前に日本で、boltconfig.com をサファリでブックマークしておくともっと安心かもしれません。
コピーしやすいように大きくしときますね。
boltconfig.com
で、ようやくH20のプロファイルがインストールされました。やれやれ。
信頼できる電話番号を更新しますか?
というわけでハワイで無事ネット通信ができるようになり一安心していたら、しばらくしてまたハワイのカミさんからLINEが。
なんでも「信頼できる電話番号を更新しますか?」と聞かれているのだが、更新していいのかと。
なんのことやらわからないので、とりあえずスクショを送らせたのがこれ。
ふむ。。その間に「信頼できる電話番号を更新しますか?」でググると、なるほどどうやらAPPLE IDの2段階認証の電話番号を更新しますか?という問いの模様です。
ってことはこのまま更新してしまうと、APPLE IDの2ファクタ認証のSMSがアメリカの電話番号に飛ぶようになるってことでしょう。
仮にここで更新しても、日本に戻ってauのSIMを入れて、再度更新すれば大丈夫なんでしょうが、今回はたかが1週間の旅行。
というわけで「信頼できる電話番号を更新しますか?」は更新しないで放置しなさい、との指令を出しました。
「信頼できる電話番号を更新しますか?」が海外SIMを使用時に出た時は、それが一時的な使用の場合、無視でOKですよ。
電話がかかってきた!
これは、事前にWEB情報で予習していたので、それほど驚かなかったですが、ペンシルベニア州から着信がありました。
レンタル電話番号なので、前に使用していた人宛ての電話がかかってくるのはある程度しょうがないんでしょうね。着信は1回のみでしたが、これがバンバンかかってくるとちょっと困るかな。
H2O By KDDI mobileの通信残量の確認
ご利用ガイドにありますが、「*777*1#」をダイヤルすると、通信量の残量確認ができます。
早速、やってみました。
結果、
これ、帰国するために空港に行く途中です。。結局、カミさんも子供同様、無料で借りられたWIFIルーターばっかりつかって、通信は0.25G程度しか使わなかったってことです。。こんなことならSIM2枚も必要なかったぜ。。
H2O By KDDI mobileの通信速度
最後にLycamobileと同様に最終日に通信速度を計ってみました。これもワイキキからホノルル空港に移動中の車内です。
ダウンロード約1.6Mbpsと、Lycamobileと同程度の通信速度でした。
これも場所と時間によっては、3Mbpsというのもありました。動画とかゴリゴリ見ない限り、使用する分には問題なしですね。
H2O WirelessのSIMのまとめ
ポイント
- 日本での事前にWEBで開通(アクティベーション)はLycamobile同様に簡単。
- APN設定は(我々だけかもしれませんが)苦労しました。よって、保険のために、記事に書いたように「boltconfig.com」をブラウザでブックマークしておくことをお勧めします。
- 通信速度も問題なし。ただしこれもワイキキ周辺のみしか行っていません。
- 海外携帯市場さんのご利用ガイドは〇。
という感じでした。まあいろいろハプニングがあって、ブログネタとしては良かったですね(前向き)。
これからハワイでSIMの入れ替えに挑戦しようとしている皆様の参考になれば幸いです。
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