以前、汚れて臭くなってきたタオルを漬け置き洗いしてみたネタを書きました。
漬け置き洗いでも結構汚れと臭いは取れたのですが、その後使い続けているとまた臭くなってきました。
特に私がよく使う汗拭きタオルとキッチンにぶら下げてある手拭き用のタオルは、黒ずんできており、少しでも濡れるとなんともいえない嫌な臭いがします。
この臭いはモラクセラ菌などの雑菌のせいらしく、普段の洗濯程度では除去できないらしい。
だいたいが使用後、濡れた状態で長く放置されがちなタオルですね。それも汚れが多くつきやすいタオルです。
また洗濯機で洗濯後、すぐに取り出さないのも悪くする原因でしょう。
と、原因はだいたい理解できたのですが、対策をどうしようか考えていたところ、使っていない鍋がでてきたので、この鍋を煮洗い専用鍋にして、洗ってみることにしたのでした。
煮洗いのやり方【概要】
いろんなWEB情報を総合すると・・・
「鍋に粉石けんと汚れ物と水を投入し、火にかけ、5~30分程度、グツグツ煮る。」
が基本。
それで
・粉石けんではなく、重曹を使う場合もある。
・粉石けんと過炭酸ナトリウムを併用する場合もある。
・粉石けんと過炭酸ナトリウムを併用は、効果を落とすケースもある。
・過炭酸ナトリウムは50℃ぐらいが一番効果がある
ってなことが分かってきました。
なので、とりあえず、粉石けんのみで煮洗いし、その後取り出してすすいだ後、50℃程度のお湯に過炭酸ナトリウムを入れて放置、というのを暫定手順としてみました。
煮洗いの実践【1回目】
今回の煮洗いの効果検証の代表選手。臭いタオルと子供の靴下。靴下は別に臭くないですが、汚れが落ちるかどうか確かめたかったので入れてみました。
まず、汚れものと洗剤と水を入れ、火にかけます。沸騰してきたら、極弱火して、割り箸で適当に撹拌。
すると液が黄色っぽくなっていきます。これが汚れっぽい。
15分程、煮た後、流しにあけて、すすぎました。火傷注意です。
それでバケツにタオルと過炭酸ナトリウムを入れて、給湯器から60℃のお湯を入れました。これでだいたい50℃ぐらいになるであろう作戦です。
30分ほど適当に撹拌しつつ終了。そして最後に、洗濯機で普通に洗濯しました。
結果、タオルの臭いはほぼなくなりました。素晴らしい。黒ずみはさすがに真っ白になるわけではないですが、かなりいい感じではあります。
一方の靴下。こっちもしみや汚れはかなり減ってますね。でも結構生地を痛めているような気もします。
というわけで、なかなかいい感じな煮洗いができました。
次回は洗剤の量とかしっかり測って効果を確認してみたいと思います。