注意
はじめての方へ
さてこの冬はほとんどこれしかやっていないようなダイニチ石油ファンヒーターネタ。
先日「最後の戦い」と宣言し、気化器の再度の分解洗浄、そして油フィルターの新品への交換を行いました。
前回の記事
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ダイニチ ファンヒーターの「換気エラー」に最後の戦いを挑んでみた。
しかし健闘むなしく、「換気エラー→E03エラー」もしくは「E13エラー」の出現はおさまりません。
エラーが出るのは朝だけなんですけどね。夜は全く問題ない状態が続いています。
とはいえ、一番止まって欲しくないのが寒い朝なわけで。。困ったぞ。ここであきらめるのか。
最近のエラー。
ついに「HHH」エラーもたまにでるようになってしまいました。でも朝だけなんですよ。なんなんだかなあ、もう。
ダイニチ石油ファンヒーターのバーナ網を磨いてみた
ここまでやってまだ諦めがつかないワタクシ、あと考えられる手は、新品の気化器とフレームロッドの交換への交換ですかね。
そんなことを考え、過去の先人のWEB情報を改めて見ていたら見つけたのが以下のブログ。
この方の情報は以前から存じ上げていました。そんで「確か分解図とかあったよなあ」と思い再度見てみた次第。
上記のサイトはダイニチ製品を修理する方のためのホームページですね。「一般人は修理するな」と警告があります。でもWEB上で公開しているものですから、見たっていいでしょう。そう判断して右側の「故障判断」からいろいろ情報を入手。分解図に加え、故障診断フローを見つけました。
これは診断フローの一部。HHHとかE13エラーの対策ですね。
そしてその肝心の対策。
「フレームロッドの先端とバーナ網をみがく、またはフレームロッド交換」
「フレームロッドを引き出しサンドペーパー(#120・#240を推奨)で1分程度磨く」
「バーナ網はワイヤーブラシで磨いてください」
との記述が。
この中でやっていないのが
バーナ網はワイヤーブラシで磨いてください」
じゃないですか。
なんか網は強く掃除すると破ってしまいそうで手をつけてませんでした。また網は関係ないと思っていましたし。
しかし最も故障に直面しているダイニチの修理業者さん用の資料にこうあるってことはやる価値ありでしょう。
ちょうどタイミング良く網に関するコメントもいただきましたしね。
早速、ファンヒーターのバーナ網をチェックして掃除してみることにしました。恐いのはこの作業で悪化させてしまうことですが、ここは攻めで。
ではいきます。
いつも通りフロントを解体しまずはチェック。なるほど、バーナ網は白っぽく見えます。
用意したワイヤーブラシ。以前、自転車かなんかのさび落としで使ったような。。何年前かも忘れました。
今回は初めてバーナー部分の2本のネジも外してみます。赤いところね。
外れたバーナ部分。なんか意外な形状です。うーん、白いといえば白いといえる感じ。適度に汚れています。
バーナーを外した内部。こっちにも白い粉が散乱してます。掃除掃除。
バーナーの網と周辺部はワイヤーブラシと紙ヤスリで磨きまくりです。バーナーの茶色い色も結構落ちてしまったけどまあ大丈夫でしょう。思ったより網は頑丈でした。
これはバーナ部分を縦から見たところ。この穴に灯油が噴霧されて燃えるわけですね。結構汚い。ここもなるべく掃除。
内部もきれいにした後、元に戻しました。
そして再点火。とりあえず問題無しです。とはいえ、問題があるのは朝のみ。
換気チェック表を更新して終了。本日2017年2月19日。勝負は明日の朝から。さてどーなるか。
それと実は、気化器とフレームロッドの新品を入手しました。
今回のバーナ網掃除で良くなるならそれも良し、まだダメなら次は新品のフレームロッドへの交換、そしてそれでもダメなら新品の気化器への交換という流れで考えています。
とにかくまずは明日の朝から。寒くなって灯油が少なくなった時に耐えられるかどうか、今からドキドキですわ。
ワイヤーブラシはこのぐらいの大きさが良さそうです。
ファンヒーターのその後の状況
【2017年2月24日追記】
2/19にバーナ網を掃除してから連続5日間、ノーエラーです!! これは完全復活かもしれません!
しかし、このパターンでなんども煮え湯を飲まされてきましたからね・・・適度に期待しつつこのまま様子を見ていきます。
【2017年3月3日追記】
2/19から2週間弱、全くエラーが出ていません!!
これは完全勝利宣言してもいいですかね。こんなに安定していると今までがホント嘘のような感じです。
【2017年3月12日追記】
3月8日に再びの換気からのE13エラー。。ついにフレームロッドの交換をしました。次記事をどうぞご覧ください。