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エプロンの黒カビの落とし方。酸素系漂白剤で黒カビは落とせるか実験してみた。

さて今日は洗濯・汚れ落としネタです。

下の娘が、学校で使うエプロンを濡れたまま放置していたらしく、見事に黒カビを発生させました。

なんでも、結構高いエプロンらしく、カミさんは激怒ぷんぷん。ヘコむ娘。

「少しぐらい黒いカビついてても使えばいいじゃん」と俺が軽く言ったら、「周りの友達が嫌がるでしょ」と、とりつく島もなし。

「子供のおこづかいで買い直させる」と、カミさんの鼻息が荒いので、落ち着いてから、カビ取りオヤジが出動することにしましたよ。

私、「やれやれ」みたいな顔をしていますが、実はミッションが出来て、楽しくてしょうがないのでした。

エプロンの黒カビの現状把握

聞いてみるとアフタヌーンティーのエプロンとのこと。俺には全く価値が分かりませんが、結構いい値段するみたいです。

黒カビの状況はこんな感じ。一番ひどい部分をとりあえず2か所撮影。思ったより広範囲です。

色がなくて真っ白なエプロンであれば、必殺「熱塩素攻撃」をかますところですが、かわいい色柄がついています。

よって、塩素系漂白剤は最終手段としてとりあえず封印。

となると、まずは酸素系漂白剤ですかね。それか最近マイブームの煮洗いでしょうか?

エプロンの黒カビに煮荒いは効果的?

最近、タオルの臭い落としでハマっている煮洗い。

黒カビにも効果あり、との情報もチラホラあります。

煮洗いするとなると材質が重要です。

綿ならばOKですが、ポリエステルだと修復不可能になるおそれもあります。

確認したところ、

綿100%

ってことは大丈夫でしょう。

しかし、今回は、”ダメ元”ではなく、なるべく大事に進めたい案件。

よって、ひとまず煮るのは止めて、粉せっけん&酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)で攻めてみることにしました。

まずはマイルドにアタックして、ダメなら煮てみる、という作戦です。



粉石けんでエプロンの黒カビは落ちるのか?

結構、広範囲に黒カビが拡がっています。

そこでまずは風呂場で塗らしたエプロンに粉石鹸をまいて、歯ブラシで適当にこすってみました。

結果、

全然おちねぇ・・・

粉石けん&熱(煮洗い)なら、もしかすると粉石けんでも黒カビは落ちるのかもしれませんが、40℃ぐらいのお湯と石鹸では全く取れる感じがしません。

こりゃなかなかの強敵かもです。燃えてくるぜ。

酸素系漂白剤でエプロンの黒カビは落ちるのか?

では次。酸素系漂白剤です。

同様にまずはエプロンに過炭酸ナトリウムをまいて、歯ブラシでこすりつけました。

まあそれだけではダメです。

それで、エプロンをバケツにいれ、過炭酸ナトリウムを適当に追加した後、熱いお湯を注ぎ込みました。

お湯は60℃ぐらいが一番良いといわれていますが、たまたま台所に無印良品のレトルトカレーを温めていたお湯があったので、それをそのまま使用しました。

あとは、冷めるまで、割り箸で適当に攪拌しつつ放置です。時間も適当です。

1時間ぐらいたって、だいぶ冷めてきたので、取り出してチェックしてみました。

ふむ。黒カビの密集地帯は落としきれていませんが、小さい黒カビはほとんど気にならないレベルまで落とすことができています。

また密集地帯の黒カビは、色が薄く茶色っぽくなっています。

あまりひどくなく、比較的”出来立て”の黒カビだからかもしれませんが、

とりあえず

黒カビに酸素系漂白剤は効果あり

と判断しました。

塩素系漂白剤で仕上げ

さて、数も少なく、色も茶色で目立たなくなった黒カビですが、ここからどーするか。

手としては

  • このまま使って、こまめに洗濯して徐々に黒カビが減っていくのを待つ
  • 酸素系漂白剤での除去を繰り返す
  • もう少し過激な煮洗いを試してみる
  • 塩素系漂白剤を使う

などが考えられます。

そこで、黒カビの広がり具合、色柄もの部分とのカブり、時間的余裕、などを鑑みて、最終的には、塩素系漂白剤を使用することにしました。

使うのは、台所にあった漂白剤。やっすいやつです。By 宮川大輔

これをなんとなく2倍ぐらいに薄めて容器にいれ、綿棒で黒カビ部分にちょんちょんと付けていくことにしました。

付ける際は、とにかく色部分に塩素系漂白剤がつかないように注意して進めました。

このまま、熱湯をかけることも考えましたが、そうすると色部分の脱色が恐かったので、今回は、そのまま洗濯機で洗うことにしました。

さてどーなったでしょうか?



エプロンの黒カビ落とし まとめ

では洗濯機での洗濯終了。結果発表です。

頑張って画像を加工し、ビフォーアフターを並べてみました。

縮尺が上下で合っていませんが、だいたい赤で囲った部分が同じところと思ってください。

そうすると、ほぼ黒カビはやっつけられたように思います。やったね、俺。

てな感じで今回はこれで終了。一応大成功といえるでしょう。子供もカミさんも一安心。ってことにしておきましょう。

「煮洗いでの黒カビ落とし」こそ検証できませんでしたが、酸素系漂白剤でもそこそこ落とせることが分かったのは収穫でした。

検索してみたら、黒カビ系のネタは、やっぱり赤ちゃんのケースが多いんですね。

洋服、タオル、よだれかけ(スタイ)、ガーゼとかに黒カビが発生しちゃうってパターンですね。

そういや我が家の娘たちも黒カビポツポツのよだれかけをいつまでも使っていたことを思い出したのでした。なつかしい。

黒カビでお悩みの方の参考になれば幸いです。

今回はこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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