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パソコン(Windows10)のバックアップ体制を構築した。BunBackupは使えるぞ。

さて激動の2017年1月も早くも終盤。今日はパソコン復活ネタの第三弾です。

セーフモードではなく通常モードで立ち上がるようになった我がレノボG580のWindows10。

そこで、今まで適当にやってきたバックアップをルールを決めて運用する体制を作ることにしました。

俺になんかあった時、残された家族のためにも、記録を残しておくことにします。

パソコンのバックアップ体制を整えよう

なんかよく分からないままに復活した我が家のレノボG580のWindows10。

しかし、今後いつ同様な病を発症するか分かりません。

それを理由に新しいパソコン購入を主張するカミさん。買わずに済ますためには、いつ壊れてもデータや環境は守れる体制を作ることと考えました。

バックアップの必要性は認識しているくせにしっかりやってこなかった私にはいい機会と考え、完璧は無理ですが、完璧に近いバックアップ体制を目指してみることにしました。

バックアップするものを整理しよう

ではまず、何をバックアップするのか、の整理から始めました。

我が家の場合、

デジカメで撮影した家族の画像ファイル、ビデオカメラで撮影した家族の動画ファイルが横綱、

次に、日々更新している家計簿ソフトのデータファイル、いろいろと家庭のことを記録しているエクセルファイル、筆まめの年賀状や住所録のデータ、それにメール関連のデータあたりが大関でしょうか。

そして、CDから取り込んだ音楽データとか、俺の個人用のブログ関係のデータ、家族使用のIEのお気に入り、などが小結っていう感じ。

他には、後でも入手は可能ですが、インストールしているソフト本体もバックアップに入れておくことにしました。また有料ソフトの場合は、パスコード等があると思います。それは別途、テキストファイルや紙ベースで記録して残しておくことしました。

で、これらのデータを基本的に全て「ドキュメント」フォルダにまとめておきます。これ重要。

今まで、のんべんだらりとデスクトップやらいろいろなところに散乱していましたが、デスクトップは基本的にショートカットのみにすることにしました。

あ、音楽データはミュージックフォルダです。iTunesのフォルダもミュージックフォルダの中にできています。

こうしておくことで、トラブル時に最悪ドキュメントフォルダ、そしてミュージックフォルダを救出すれば、概ねなんとかなるという体制です。

またメールは、結構容量を使うので、ゴミ箱や不要メールなどを、この機になるべく削除して減らしておきます。捨てアドもこの際整理すべきですね。

デジカメとビデオカメラのバックアップ

ここ最近、デジカメやビデオカメラを使う機会はすごく減りました。理由はスマホを持ったから。また子供が大きくなってきたってこともあります。

スマホの画像や動画のバックアップは別途考えることにして、デジカメやビデオカメラを使った際には速やかにバックアップ、という運用でなんとかなりそうです。

デジカメ画像のバックアップ

使っているデジカメは「Canon IXY3」。4GのマイクロSDカードを入れていて容量はまだまだ余裕あり。

っていうことで、デジカメ画像は、SDカード内のデータは消さず、PCと外付けHDDにコピーして、3ヶ所に保管する運用としました。

運用は撮影後、SDカードをPCに直接差し込み、データコピーです。

俺がいなくなっても家族が出来るように、詳しく記載。

1 マイクロSDカードをカメラから取り出す。アダプターを介してPCにつなぐ。この時「スキャンが必要」と出るが、無視する。

2 カード内のフォルダの「DCIM」フォルダに画像が入っている。月ごとにフォルダになっている。

3 PCのコンピュータ→ドキュメント→デジカメを開く。「2016年」のようにフォルダがあるので、そこにコピーする。

4 コピーが終わったら全部閉じる。PCのコンピュータからデジカメのSDカードを選んで右クリック→取り出しを選択。安全に取り外す。

ちなみにSDカードのアダプタはELECOMの「MR-K0006SV」を使ってます。一個あれば便利。

デジタルビデオカメラ動画のバックアップ

ビデオカメラの動画は、なんだかんだで300~400Gぐらいになっています。これは500GしかないPCのハードディスクに全部入れておくのは無理。

よって、ビデオカメラの動画はまずはPCにコピーして、その後、外付けHDD2台にコピー、PC内やカメラ内は適宜削除する、という運用としました。

我が家のビデオカメラはビクターのGZ-HM400-S。エブリオです。何の技術もなくオートで一番高画質で録画してます。

では同様にGZ-HM400-Sの動画のバックアップ方法です。自分でも忘れてしまうので覚書きも兼ねて。

1 ビデオカメラに電源を接続。

2 USBでビデオカメラとPCを接続。USBコードは片方が小さいやつ。我が家のは白いコード。

3 ビデオカメラが上の画像のようになるので「パソコンで見る」で「決定」する。そうするとPCからビデオカメラのフォルダが確認できるようになる。

4 ここからフォルダを「AVCHD」→「BDMV」→「STREAM」と開く。そこに動画ファイル(拡張子MTS)がある。

5 とりあえずデスクトップにフォルダを作り、新しい動画ファイルをコピーする。

6 コピーが終わったら全部閉じる。PCのコンピュータからビデオカメラを選んで右クリック→取り出しを選択。安全に取り外す。

ここまでが第一段階。

7 バックアップ用の外付けHDDをUSBで接続。

8 外付けHDDの「家庭用ビクタービデオバックアップ」フォルダに新しいものをコピーする。

9 さらにもう一台の外付けHDD(黒いやつ)もつなぎ、同じようにコピー。

これで終了。PCの動画は適当に削除。

Dropboxをバックアップに活用する

続いて、重要度「大関」クラスのデータ、家計簿ソフトのデータや、エクセルやワードで作成したものとかです。

家計簿ソフトは、なんだかんだでもう15年以上、記録しつづけています。仮にデータがとんでも死ぬわけではないですが、ここまで続けてきたのが途絶えるのは悔しいところ。なのでなんとかデータは守りたい。

家計簿データは毎日のように更新されていくので、その都度、外付けHDDにコピーするのはさすがに面倒です。

そこで考えたのがDropboxの活用。

今は、iPhoneで撮った画像をPCに転送することにしか使用していませんが、Dropboxの中に置いておけば、PCがクラッシュした際も、別ルートから最新のデータを救出できると考えました。

そこで、家計簿データを含め、「頻繁に更新されて重要なファイル」は、PCのDropboxフォルダに入れておくことにしました。

BunBackupでバックアップ

さて、本番のBunBackupでのバックアップ。

一度設定しておけば、指定したファイルやフォルダを外付けHDDなどにボタン一発でバックパップしてくれるなかなか良いソフトです。

BunBackupのホームページ

以前から使用させていただいてましたが、今回からは、自分で決まりを作って運用していくことにしました。

BunBackupの設定

使い方は簡単。バックアップ元とバックアップ先を登録しておき、定期的にバックアップをするだけ。

登録は左上のプラスを押してから登録していきます。

ほとんどはドキュメントに集めたのでそれをかたっぱしから。バックアップ先は外付けHDDです。

家計簿データはDropboxなので、C:\Users\ユーザー名\Dropbox\家計簿 ですね。

その他、IEのお気に入りは「C:\Users\ユーザー名\Favorites」、カミさんが使っているWindowsLiveメールのフォルダは「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows Live Mail」でした。

これをFとかGとかの外付けHDDにコピーします。

一度やっておくと2回目以降は、変更のある部分だけのコピーになるのでこれも便利です。

まず、「バックアッププレビュー」っていうのを押します。そうすると変更のあった部分のみピックアップされます。

その後、バックアップすればOK。簡単。

この作業を2週間に1回ぐらいやる予定。決まりにしないとなかなかできないです。月初と月半ばにやることにします。

BunBackupの設定の注意事項

私の場合、外付けHDDが「F」で認識される時と「G」で認識されることがあります。転送先が違っているとバックアップしてくれないので、「Fバージョン」と「Gバージョン」をファイル→名前をつけて保存 で作っておくと便利でした。ご参考に。

Windows10のバックアップのまとめ

とりあえず、これでデータの保守はなんとかなったかと思います。良かったよかった。

こうなると、超大事なのが外付けHDDですね。

今使っているのが結構前に買ったTranscendの1TBのポータブルHDD。

これが逝ってしまうと、かなりのダメージを受けます。気を付けねば。

あとは、USBメモリを買ってきて、起動ディスクを作っておくこと、そして不要なソフトを入れず、安定して運用することぐらいですかね。

ま、いつの日かまた壊れるでしょう。その時にこの記事が役にたつことを祈ります。

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