今回は車検証の住所変更のためにドタバタした話です。
引越し・転居などのため、車検証の住所と現在の住所が複数回変わってしまっている方には参考になるかと思います。
最終的には戸籍の附票と住民票でなんとか無事に住所変更できました。
ではどうぞ!
住所や本籍の前提条件
今の車を買い、車庫証明をとったのは東京都A区です。
それ以来、転居は2回しましたが、車検証の住所変更は行っていませんでした。なぜなら面倒だから。
引越しは
東京都A区 → 某県B市 → 東京都C区(今の住所)
です。
本籍については、今のC区の家を購入するまでは、田舎の実家を本籍地にしていました。それでC区に住み始めた時、本籍地もC区に動かしました。
縦にならべると
- 住所A区 本籍田舎のD市 車購入(車検証の住所A区)
- 住所B市 本籍田舎のD市 車検証の住所変更せず(車検証の住所A区)
- 住所C区 本籍C区 車検証の住所変更せず(車検証の住所A区)
という状況です。
ちなみに今の家には駐車場が自宅敷地内にあります。
車検証の住所変更が必要になった
厳密にいえば、引越しの都度、車検証の住所も変更が必要だったんでしょうけど、面倒なのでやりませんでした。
また、たまたまですが、A区とC区はナンバーの管轄的に同じなことも理由の一つです。車庫証明とるのはお金もかかるし。ちゃんと駐車場は確保してるしいいんじゃね、という感じでした。
で、16年ほど特に問題なく過ごしてきたのですが、突然車検証の住所変更が必要になってしまいました。
その理由は
「警察に変更しておくように言われたから」
です。
先日、カミさんが追突事故を起こし、警察に呼ばれた際、車検証の住所が現住所と違うことを指摘されたとのこと。
「ちゃんと変更しておくように」と言われてしまったとのことで、面倒ですがしょーがないので、変更することにしたのでした。
車検証の住所変更に何が必要なのか?
では早速検索検索。キーワードは「車検証 住所変更」とかですね。
それで分かったことは、車庫証明と住民票が必要ということ。
一般的には、まず車庫証明を取得した上で、陸運局に書類を揃えて提出し、変更してもらうようです。
その辺を全て代行してくれる行政書士さんとかはいるみたいですが、人身事故の罰金が控えている我が家は自分でやるのです。当然です。
車庫証明を入手しよう
車庫証明は、自宅の管轄の警察署に申請です。書類を作るのが面倒ですが、車検証の内容と事例を見ながらやればなんとかなります。
ただ地図がメンドくさい。。自宅の車庫の寸法をメジャーで実際に測定して記載しました。
参考にしたりダウンロードしたのは以下の警視庁のページです。
○○警察宛てに作成しますが、それを調べるのが以下。証明を取ろうとしている駐車場の住所がある警察を選んでください。
※これらは東京都限定です。ご自分の都道府県の警察のホームページに情報はあると思います。
そうして書類を揃え、早速カミさんに警察に申請しにいってもらいました。
申請者が代理人になるので、俺の免許のコピーをもっていってもらい、無事申請は受け付けられました。順調です。
私は不在だったのですが、申請後、次の日にすぐ、警察の人がやってきて車庫の寸法を測定していったらしいです。動き早いな~。
その3日後には車庫証明を発行してもらいました。いい感じです。
住民票はなぜ必要なのか?
さて一方の住民票。これは車検証に記載の住所が、新たに申請しようとする住所に変わったことを示す資料となります。
一般的には、住民票には直前に住んでいた住所が記載されるので、車検証の住所から今の住所に変わった方は普通に住民票を取ればOKです。
しかし、その間転居を繰り返していた場合、ちょっと面倒なことになってきます。
参考にしたページの文言を引用します。
通常普通車などで住所変更の手続きをする際は住民票を添付します。
住民票に記載の前住所と車検証の住所が基本的には同じになる必要がありますが、車検証に記載の住所から複数回転居していて、かつその間車検証の書き換えを行っていないと、住民票の記載からは車検証の住所が確認できません。
そこで車検証の住所から、現在の住所までの引越しの履歴を証明する書類を別途添付うする必要があります。
ここで使われるのが、住民票の除票と戸籍の附票です。
引用:住所変更の際に住民票の除票か戸籍の附票が必要と言われました。
つまり、車検証の住所から今の住所までの変遷が分かる資料が必要になるということです。
私の現在のC区での住民票には、B市からC区に転入したことしか書いておらず、車検証に記載のある大事なA区の住所が書いてありません。
その場合は、B市から「住民票の除票」なるものを入手すれば、A区からB市に転入したこと、そしてC区に転出したことが証明できるらしいです。
うし、ではB市は遠いので、郵送で除票なるものを依頼しようと調べたところ・・・
除票の発行は転出後5年間までです
との無慈悲な記載が・・・
うーん、この手は使えないようです。
戸籍の附票を申し込もう
では再び参考WEBページの記載をチェックすると「戸籍の附票」なるものが、住民票の代わりに使えると書いてあります。
戸籍の附票!? なんですか、それ? もう頭が???状態です。
よくよく調べると、「戸籍の附票」は「ある本籍であった間の住所の変遷」を示すものらしく、住民票では転居の変遷が追いかけられない場合、使えるとのことです。
なるほど私の場合、これでいくしかないようです。
私の場合、A区とB市に住んでいた時の本籍地が実家の田舎のD市なので、D市から戸籍の附票を入手すれば、少なくともA区とB市の情報は入っているものと思われます。
B市からC区に引っ越す際に本籍を変更したので、もしかするとD市の戸籍の附票にC区の情報も入っているかもしれません。
というわけで早速D市のホームページを確認し、取り寄せを試みることしました。
申請書に加え、定額小為替350円分と、切手を貼った返信用封筒の同封が必要でした。金かかるなあ。。
D市から電話がかかってきた!
郵送した翌日、D市の職員の方から電話をもらいました。
なんでも、私のパターンの場合、「A区→B市」と「B市→C区」の2通の戸籍の附票があれば良いのでは、とのこと。
でもその場合、もう一通分の定額小為替350円分が必要になるとのことでした。
というわけで追加分を送付して、無事2種類の戸籍の附票をゲットしたのでした。
戸籍の附票には、ちゃんとC区に転入した日も記載してあります。
これで車検証の住所から、現住所までの転居の履歴が追える書類が揃いました。
でも現在の住民票も必要です
そんな感じで書類を記載し、陸運事務所に突撃しました。
そうしたら
今現在の住民票がないとダメ
と言われてしまいました。
確かに転居の履歴は追えているけど、今現在C区に住んでいる証明にはなっていないと・・・ まあ言われてみればそうなんですけどね。
しょうがないので、陸運局から区役所に移動。300円払って住民票をゲットし、再度陸運局です。
そうしてようやく車検証の住所変更を終えたのでした。やれやれ。
以上が車検証の住所変更で苦労した記録です。
日本は広いので、十人ぐらいは参考になる方がいるんではなかろうか、と思い終わりにします。