今日は自分的に大ヒットだった漫画「お茶にごす。」をご紹介します。
最初はAmazonの期間限定無料があったので、何の気なしに3巻まで読んだのですが、これが面白い。
とにかく最後どうなるのか気になってしょうがなくなり、つい全巻買ってしましました。古本ですが。
そしたら、いい年したおっさんですが、笑うの泣くのでもう大変。
個人的には今年一番のヒットですね。早速、裁断してキンドルFireに取り込みました。
ネタバレありなので、未読の方はスルーしてください。出来たら読んだ後、見てもらえたら嬉しいです。
「お茶にごす。」とは?
作者は西森博之さん。最近ドラマになった「今日から俺は!!」で有名な作者さんです。
ウィキペディアによると、2007年~2009年の作品とのこと。今まで全く存在を知りませんでした。Amazonの期間限定・無料に感謝ですね。
西森博之さんの漫画はギャグが強すぎる印象がありましたが、この「お茶にごす。」は、ギャグとシリアスの割合が絶妙に感じました。
「お茶にごす。」のあらすじ
最強(最凶?)の不良高校生「船橋雅矢」。悪魔(デビル)まークンと呼ばれ恐れられています。
しかし、彼はケンカが好きな訳ではなく「優しい人になりたい」と思っています。
そんなまークンは、茶道部の部長に興味を惹かれ、親友のヤーマダくんと一緒に茶道部に入ることになりました。
果たして、まークンは優しい人になれるのか、それより「優しい」っていったいなんなのか…
まークンと部長を中心に、展開していく「ケンカが多い文科系」のコメディ漫画です。
「お茶にごす。」の感想
前半はそれほどでもなかったのですが、一気に全巻読んでみると、後半の7巻ぐらいからは、もう笑いも涙も止まらない感じでした。
まあ涙と言っても心に「じーん」とくるって感じですけどね。
他の方のレビューや感想をみていると、最後の終わり方に賛否両論あるみたいですが、俺はいい終わり方かと思いました。やっぱり部長がいないと話を続けていくのが難しい感じですもんね。
お茶にごす。の爆笑ポイント3選
では笑えた回を3つあげてみます。
第37服「縁」
マーくんと部長が黒猫と話すくだりが最高。
「にぇ~」です。あ、濁点つけなきゃ。
第69服「わびさび」
ブランコの場面からのカラスの大群には爆笑してしまいました。そして、バカ犬がひしゃくで「パカ」とやられるところ。
最高のセンスです。
第13服「サボり」
ネギ臭いからの鼻からうどん。そして一人だけはそば。ここが一番声出して笑っちゃったかな。
お茶にごす。の感動ポイント3選
続いてはじーんとくる感動ポイント。
第68服「悪い子」
部長の優しさの原点。俺もしたいようにしたいと思いました。
第76服「三本」
体育祭の驚愕のリレーから最後のお茶のシーンが最高です。
「この部に語り継がれる道具になりましたね。」
「タマちゃん、皆で結束する時選ぶといいですよ。」
でじーんとさせておいてからの
「ヴィクトリーヒシャク」!
素晴らしい。
第87服「副部長」
文化祭でのお約束のトラブル、そして最後の雨の中での三年生との最後のお茶。
全く茶道部ではない私ですが、部活の引退とか、そんな青春時代を思い出してホロリ。
姉崎部長の名セリフ
では最後に部長の名セリフを。
「走るよー、あたりまえー。」
「勝ちにいっちゃいませんか」
で、やっぱり最高なのは
「ちょーだい。」「夕陽。」
かな。
以上、「お茶にごす。」の感想でした。俺も優しくなりたいな。