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ダイニチファンヒーターを修理してみた。「換気エラー」との闘い。

注意

この記事は自分でファンヒーターを分解・修理した記録です。ファンヒーターの分解は火災の原因になる可能性のある非常に危険な作業なので、実施する場合はくれぐれも自己責任でお願いします。少しでも不安な場合は絶対に無理せずメーカー等に相談してください。

はじめての方へ

ファンヒーター修理のネタはこれまでたくさん書いています。これまでの流れが分かるように「まとめページ」も作成していますので、はじめての方はまずは「石油ファンヒーターのエラーの全記録」を見ていただくと、全体の流れが分かると思いますのでぜひ。

我が家は石油ファンヒーター派。エアコンはほとんど使いません。灯油代はかかりますが、加湿器替わりにもなっています。

機種はダイニチのファンヒーターFW-477LX。購入は2012年2月5日。シーズンオフにはしっかり灯油を抜き、フィルターの掃除もこまめに行ってきたせいか、トラブルもなく非常に順調に動いていました。

しかし、今朝突然、換気のアラームを連発。そして「E13」のエラーを表示して止まってしまいました。。

換気・E13エラーの原因は?

以前、使っていたファンヒーターでもあった症状なのでだいたい想像はつきます。そう、

シリコン(シリコーン)

です。

ダイニチのサイトに詳しい情報がありました。

シリコーンによる動作不良について(pdfファイル)

我が家の女性陣は、風呂上がりにドライヤーをファンヒーターの前でぶんぶん使っています。ムースやトリートメントなどに含まれるシリコーンが長い間、蓄積したものと推察されます。

シリコーンの酸化物が付着しちゃうと電流が流れなくなって異常になっちゃうわけですね。

では我が家のファンヒーターの温風吹き出し部は・・・

白いじゃん。。

しかし、思いっきり「3年保証」って書いてあって、今日は3年と6日。。。いやはや。

ちょうど、祝日で休みなこともあり、早速直してみることにしました。当たり前ですが自己責任です。

FW-477LXを解体しよう!

解体といっても、前面のパネルを外し、その後、燃焼室前の金属板を外すだけです。とにかく火のものですので、燃料系に関するところは触りません。恐いので。

1 前面パネルを外す。

まず下部の2つのネジを外して、上にずらすと前面パネルが取れます。

2 燃焼室前の金属板を外す

次に金属板の下部のネジを外します。この2つです。

ネジを2か所外した後、ツメを2か所持ち上げます。そうすると動くようにはなりますが、そのままだと外れません。見えない上の方でフックがひっかかっているので、前面パネルの時のように上というか奥にズラす感じで動かすと外せます。あせらずに壊さないように。

この作業は手を切りやすいので、最低でも軍手推奨です。できれば「切れない軍手」の方がいいです。

こういうやつね。

さて、うまく取れたので、ウェットティッシュと掃除機でキレイにしました。

これでOK。いよいよフレームロッドとご対面!

・・・思いっきり白いです。シリコーン付着しまくりのようです。

3 フレームロッドの掃除

こうなれば、あとはヤスリで磨くのみ。家にあった180番と320番の紙ヤスリで丁寧に汚れを落としました。これは180番の紙やすり。

掃除終了。まあこんなもんでしょう。

最後にほこりや汚れをできるだけ除き、逆の手順で戻して終了です。

4 再点火!

火の色も良好。何の問題もなく、元に戻りました。めでたしめでたし。

FW-477LX

ファンヒーターの換気エラー対策のまとめ

以前持っていたファンヒーターでは、大変だったのですが、ダイニチのファンヒーターは開けるのが簡単でフレームロッドとご対面までが本当に楽です。

シリコン付着のトラブルであれば、私でもどうにかなりそうです。

とはいえ、火や灯油を使うものですし、危険といえば危険ですのでオススメはしないです。チャレンジするのは自由ですがくれぐれも「自己責任」で、お願いしますです。

ファンヒーターのその後の状況

【追記】

修理の3日後に再び「換気」がつきました。。なので、今度は完全に灯油を抜いてみたら直りました。

どうやら結構水がたまってしまっていたようです。シリコーンと水のダブルだったのかもしれません。。

【2016年1月追記】

また換気が出たのでまた直しました。多分原因は水だと思います。以下の記事で紹介してます。

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